自宅の庭の山椒の初収穫を昨日行いました。この後にも
まだ幾つか採れそうで、今年は豊作みたいです。
十数年前に大阪から移植してスクスク育ち、かなり大きくなった
樹の寿命が尽きたのか、一時枯れてしまいましたが、こぼれ種
で大きくなった別の樹がほぼ同じ場所で育ち、また山椒の実が収穫
できるほど大きくなりました。(スゴイですよね!)
マダムは「ちりめん山椒」「山ふきと実山椒の佃煮」
「山椒昆布」などのウチゴハンで使えるとニンマリ。(^^)
最近フランスでも認知されてスイーツ、スープ、パンなどで使われる
事が増えているようです。「スイーツで!」と思いますが、日本での「鰻に
使うもの」という固定概念が無いので、柔軟な発想ができるのでしょうね。
中国の「花椒」は以前から高級スパイスとして使われていましたが。
日本の主な産地の和歌山から山椒を取り寄せるシェフもいるのだとか。
去年ボヌールでも肉料理で少し使いました。
今年も使っていく予定ですのでお楽しみに。
日本で山椒と言えば「山椒は小粒でもピリリと辛い」という諺がありますが
(体は小さくても、気性や才覚が目覚ましくて、あなどれない。) by 大辞林
フランスでは「Dans les petits pots les bons onguents.」
訳すと「小さい壺には良い薬」となるそうな。ん~~~。
ニュアンスで何となく分かるような……。違うような……(笑)