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リトライ

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前日におろしたてのルアーを銜えたままラインを切って逃げたアマゴを、その翌日に捕らえました。

多分、ラインの先端部分で擦れて傷んでた部分が切れたのでしょうが、「あっ!」と思ったときには時すでに遅く
体を横にしてバタバタしながら流れていく尺はあると思われるアマゴが目の前から消えていきました。

もう呆然自失でした。しばらくボーッとしたまま座り込み、川面を眺めて。ラインのチェックを怠った自分が
悪いのですが、悔しくて。そして、翌日の早朝、同じポイントに行って5回目のキャストで前日と同じ重いアタリ。

数分のやり取りの後にようやくゲット。メジャーを当てると31センチ。ギリ、尺越えでした。(^^)
アマゴの尺越えは本当に久しぶりだったので、めちゃくちゃ嬉しかったです。やはり口元にはフックの跡が
ありましたので、前日のアマゴだと思われます。あの後上手く外したのか、ルアーはどこかへ行っちゃってました。(泣)

厚みのある魚体と幅広の体高、大きな尾ひれにパーマークのほとんど見えなくなった体側、朱色の点が鮮やかで
鱗の剥がれも無く、完璧なアマゴでした。幅約3メートルの流れの中で棲んでいるのが不思議です。

今回は狙ったとおりに獲ることができ、上手くいきましたが。こんなことはめったにありません。
ほとんどが、失敗して「やっぱり無理か……」と落胆することのほうが多いです。

そこで、イギリスの「釣魚大全」で著名な随筆家アイザック・ウォルトンの言葉、「魚釣りは奥深い数学のようなものだ。
誰も完全にマスターすることはできない」  なるほど、だから、いつまでも楽しいのでしょうね。



by ri-bonheur | 2016-06-20 22:43 | 趣味 | Comments(0)
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