2017年に入って、すでに6日経ちましたが、未だ初詣に行っていません。毎年1月の中頃に
行くのが習慣になっています。時間が取れるのが、大体その辺りになるので。今年は酉年
なので、それにちなんだところにお参りするのも良いかな、と考えています。
幾つかの候補の一つが茅野市の宮川にある「鈿女神社」。
元々、鈿女(ウズメ)神社は長野県北安曇郡松川村にある神社で、そこから分祀されたのが茅野の
鈿女神社だとか。その祀られているアメノウズメノミコトですが、古事記の中のお話で「天の岩屋戸
開き」で登場する女神のこと。天照大神が天の岩戸に隠れたとき、岩戸の前で舞を舞ったといわれる神様です。
このアメノウズメノミコトの神使は鶏である、という事で酉年に繋がっていきます。
ちなみにこの「とり」という言葉、「とりこむ」と言われ、商売などでは縁起の良い干支だそうで
そういう意味でも参ってみたいなぁと。(笑) 長野県という事で言えば、ご存知の方もいらっしゃる
と思いますが戸隠神社もアメノウズメノミコトを祀っています。
さらにこの神様、芸能の女神でもあり、「おかめ神」「お多福」という別名もあります。
諏訪に分祀された鈿女神社が3か所(岡谷、下諏訪、茅野)あるのですが、茅野市宮川の
「鈿女神社」だけは「おかめ神社」と呼ばれているそうです。
自分の場合、芸能の向上などは望んでいませんが、(そりゃそうでしょう)福の神のお多福さん
が心の明るさと癒しを与えてくださるという事らしいので、お参りに行く予定です。